賃貸でも作れるホームジム

痩せるため、見た目を良くするために筋トレすることを決意した。
読者の皆様は筋トレしているだろうか。やった方がいいのはわかっているけどトレーニングを始めること継続することは難しい。
そこで提案したいのがホームジム。その名のとおり、家の中にトレーニングジムを作ってしまおうという試み。私は賃貸のアパートに住んでいるけど、それでも1部屋をホームジム化することは可能なんだ。やってみたいけどなかなか勇気が出ないという方は参考にしてもらえると嬉しい。
変更があれば随時更新していく予定(最終更新:2025年10月21日)。
ホームジムを作った経緯

今ではホームジムを作った私だが、もともとはジム通いをしていた。通い始めたのは仕事に余裕があったときで、その時は通い始めの高揚感もあり頻繁にトレーニングをしてた。それこそ週5くらいの勢いで。
ただ、仕事が忙しくなってくるとジムに通うことが難しくなったり、行けても十分にトレーニング時間を取れなくたっりした。
だから、「家でできることは家でやって、ジムでしかできないことをジムでやろう」と決めて少しずつ環境を整え始め、今に至る。
いきなりホームジムはおすすめしない

だが、筋トレ初心者が最初からホームジムを作ることはお勧めしない。
初心者こそ最初は外のジムに通った方が良い。なぜなら、その方がいろいろと安全だから。
筋トレは高重量の重りを扱うことになるため、最初のころはうまくいかないことも多い。トレーニングの重量はこれでいいのか、方法はこれでいいのか、フォームは正しいのか、など考え始めると不安なことがたくさんでてくる。
そんなときジムなら、聞けばスタッフが教えてくれる、周りでトレーニングする人たちがどんなことをやっているのか確認することもできる。独学で始めるより、聞いて見て学ぶことができた方が安心だし、その方が成長も早い。
また、高重量で間違ったトレーニングをしてしまうと怪我につながる可能性もある。高重量のバーベルが首元に落ちたりしたら最悪の場合も起こり得るが、自宅で1人では助けてくれる人もいない。
ジムで筋トレをするうちに「ホームジムを作るならこんなふうにしたい」というイメージも湧きやすいはずなので、初心者はまず民間や市営のジムに通って欲しい。
ホームジムの現状
現状の我が家のジムはこんな感じというのを写真で確認して欲しい。


ホームジムのために購入したもの

ようやく詳細の説明に入る。ここまで読んでくれた読者に感謝。
紹介するものは少しずつ購入したものもあれば一気にまとめ買いしたものもある。なるべく購入した順に紹介していく。
ホームジム用品① 可変式ダンベル 約25,000円

まず買ったのがダンベルとベンチ。ダンベルはLINE Payのキャッシュバックキャンペーンを利用して購入した覚えがある。
色々な種類があるが、ホームジムのダンベルは絶対に可変式をおすすめしたい。
省スペースで済む、低重量から高重量まで扱える、重さの切り替えが簡単、とメリットが大きい。
安いネジ式のものにしたい気持ちもわかるが、簡単に可変できるタイプを選ぶことをおすすめする。
私は最大24キロのダンベルを買ったが40キロを買えばよかったと後悔しているのでぜひ40キロを買ってほしい。
使っていると重りプレートがうまく着脱できないこともあったが、そのときは全てのプレート外すことで解決できるとサポートに問い合わせたら教えてくれた。ありがとう。
ホームジム用品② 可動式ベンチ 約10,000円

ダンベルとともに購入した可動式のベンチ。メーカーはリーディンエッジ。まずはダンベルプレスができればいいだろうと思い同時に買った。
ベンチはフラット固定のものと可動式のものがある。トレーニングの幅を広げるためにも可動式がよい。
ここまで数年使っているが故障は一切ない。というか故障するような複雑な作りではない。この先壊れるとしたらシートが破けるくらいだろう。
バーベルスタンドと一体になっているものもあるが、ベンチはベンチのみで独立していたほうが動かすこともできるのでよいと思う。
ホームジム用品③ ハーフラック 約23,000円

この下3つは一気に購入したもので、まずはハーフラック。メーカーはSTEADY。
正直これを買うのは勇気が必要だったというか思い切った買い物だったと思う。ただ、ベンチとダンベルだけの筋トレには限界を感じていたし、しっかりやるためにと決意した。
パワーラック(箱型)の方が安全面は高かったかもしれないが、置けるスペースが限られていたので省スペースで済むこちらを選んだ。ハーフラックは探せばいくつか候補が出てくるが、値段を加味してSTEADYを選んだ。
組み立ては少し時間がかかったが男1人で十分組み立てることができる。
使って見た感想としては、1人で使うには十分すぎるものだったと感じている。ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど基本の種目は問題なくできる。
強いて言うならばセーフティーバーがジムにあるものに比べると短いので、スクワットで沈むときだけ注意するようにしている。
ホームジム用品④ バーベル&プレート合計80 kgセット 約30,000円

上記のハーフラックとともに購入。こちらもSTEADY。
これを選んだのには明確な理由がある。それがプレートを追加で購入できる(プレートのみ個別で販売している)ことがわかったからだ。

他のプレートセットと比べた時にSTEADYのみAmazonの販売ページにプレートのみを選択する欄が表示された。もしかしたら調べれば他にもあるのかもしれない。
このプレートは注意点があって、オイルが塗ってある状態で届くので最初がとにかく臭いしぬるぬるする。この匂いと滑りがとれるまで、滑りを拭き取ってからもしばらくかかった。それらが落ち着いてしまえば問題なく普通のプレートとして使用することができている。
プレートに持ち手の穴が空いているので取り外しやプレートの移動が楽にできるし、プレートを持ったトレーニングもできるので非常に良い。欲を言えば3箇所ではなく4箇所に持ち手があると持ちやすいと思うので改善して欲しい。
重量も60キロから140キロまで20キロ刻みで選べる。購入当時は値段の兼ね合いもあり80キロセットにしたが120くらいがよかったかもと今思っている。
バーベルカラーも付属しているが最初からカバーが取れやすく使いづらい。

ホームジム用品⑤ ジョイントマット 約9,000円

ラックを置くのに敷いている。動画などでホームジム作成の様子を見るとマットを何層にも重ねているものを見かけるが私は1枚だけ。とりあえず問題はなさそう。
このマットも使いはじめは滑りやすくて非常に危険だったが、使っていくうちにそれもなくなっていった。
このマットの上で歩いた靴下で他の場所を歩くと、家中の至るところが滑りやすくなったので、家族に一言断っておくと良い。
最初に12枚(約5000円)、追加で6枚(約4000円)購入した。セール時かどうかにもよるが改めて金額を確認すると枚数多めに買った方がお得だったかもしれない。
ホームジム用品⑥ エアロバイク 約17,000円

室内でも有酸素運動をしたかったので購入した。これもSTEADY。回し者じゃないかと疑いたくなるくらいうちのホームジムはSTEADYでできている。
値段の高いスピンバイクも販売しているが、ゆっくりだらだら漕ぐのが目的なので安い方で十分。
コンパクトに畳めたり、身長に合わせて座面の高さを調整できるのが購入の決め手。私(172cm)と妻(155cm)で高さを変えながら使っている。
総額

ここまでかかった金額をまとめると、合計114000円。
| 項目 | 値段 |
| 可変ダンベル | 25,000 |
| 可動式ベンチ | 10,000 |
| ハーフラック | 23,000 |
| バーベル&プレート | 30,000 |
| ジョイントマット | 9,000 |
| エアロバイク | 17,000 |
| 合計 | 114,000 |
まじか。思った以上にお金がかかっていたことに私自信驚いている。
これだけお金を使っているのであれば、なにがなんでも結果を出していかないといけない。と気持ちが引き締まった。
身銭を切ることはやる気アップにもつながるのでそういうことにしておく。
エアロバイクは必要ないという人もいると思うので、同じものを安くなったタイミングで購入して貰えば10万円以内で完成させることが可能だ。
ホームジムをさらに充実させる小物
ここからは小物類の紹介になる。小物ではあるが筋トレの効果を高めるためのものになるので導入することをおすすめする。
ホームジム小物① グローブ

手袋タイプも以前使っていたが今は穴あきタイプを使っている。リストストラップと併用するために選んだ。手の豆ができない(酷くならない)ことに役立っている。
ホームジム小物② リストストラップ

背中のトレーニングをするために必須。これがあることで腕の余計な力を使わずにトレーニングできる。
ホームジム小物③ マウスピース

歯を守るために絶対必要。
筋トレは高重量を扱うため、自然と歯を食いしばることになる。そうすると歯に負担がかかって長期的には歯茎が下がったりするらしい。健康やボディメイクのための筋トレで歯の健康を失ってはいけないので使って欲しい。
ホームジム小物④ 鏡

フォームを確認するため、自分の体の変化を確認するために必要。
鏡は思っているより高い。ジムにある壁一面の鏡がいくらかかっているのか非常に気になる。
大きい鏡は効果なので姿見を2箇所に置いて対応している。どちらも実家で余っていたものを持ってきた。たぶん探せば読者の家にもあるだろう。
ホームジム小物⑤ アブローラー

腹筋トレーニングマシン。Amazonで謎メーカー(SOOMLOOM)のものを購入。立ちコロはできないので膝コロで。
正直腹筋運動もアブローラーも好きではないが、どちらかというならば低回数でもしっかり筋肉痛が来るアブローラーの方が私の好み。
ホームジム小物⑥ マグセーフタブレットスタンド

これは完全におまけだが、筋トレ中にYouTubeを流したり、エアロバイクを漕いでいるときにアマプラやNetflixを見るために用意した。
マグセーフでスマホやタブレットをつけられるので楽で良い。約11インチのiPad Airも取り付けることができたのでなかなか良い商品だと思う。値段はまあまあ高かった。
ホームジム小物⑦ トレーニングベルト

スクワットやデッドリフトをするときに腰に巻くベルト。目的は怪我防止なんだが、ベルトの穴が内側に閉まっていくことで腹がへこんでいくことを実感できるのでトレーニング継続のモチベーションを上げることもできている。
ホームジムに導入を検討しているもの
こんなにお金をかけたホームジムだがまだ完成はしていない。というか使っているとあれもこれも足したくなる。今のところ検討しているものを紹介する。
ホームジム(導入案)① シャフトカラー

バーとプレート買ったときについてきているのだが、正直使いずらいので楽に取り外しができるタイプに買い替えを検討中。値段は安い。
追記 2025年10月21日

カラーを購入した。これにより旧カラーをつける際に鳴っていた金属音(バーベルとカラーが擦れる音)がなくなり快適になった。
ホームジム(導入案)② プレートラック

今は床に置いているプレートを綺麗に並べて保管できる。
しかし、プレートラック自体がそれなりにスペースを必要となりそうなので導入したところで、と感じている。値段もそれなりにするし、床置きで困っていないので優先順位は低い。
ホームジム(導入案)③ トランポリン

バイクだけの有酸素に飽きたので検討中。子供が大きくなったら子供の遊び道具にもなりそう。ただ、縄跳びでいいじゃんと思ってもいてなかなか踏み切れない。
ここまで色々購入してきたが、トランポリンは妻からの反対にあっている。
ホームジム(導入案)④ EZバー

くねくねしたバー。主に腕トレに使用でき、より効きやすくなるとかならないとか。
魅力に感じているのが、今あるバーよりも短いこと。狭い範囲で長いバーを使うといろいろなところにぶつかりそうでヒヤヒヤするので、その不安から解放される。
カラーの次に導入の可能性が高い。
大切なのは筋トレを継続すること

以上が私のホームジムのすべてだ。変化があれば随時更新したいと思っている。
私がホームジムを作った理由は運動を続けたいからだ。
生活の中で運動時間を確保することが難しいと思ったので、自宅に作るしかないと考えた。
結果、今のところは満足しているし運動も続いている。
ホームジムを作ろうと思っている方の参考になれば嬉しい。一緒に筋トレを頑張ろう。

